田舎暮らしで都会と違うのは街灯が少ないことです。そのため夜の8~9時を過ぎると辺りは真っ暗になります。そして数少ない村の信号もその時間になるとなんと点滅信号になってしまいます。

コンビニ以外はどこもお店が閉まってしまうので、外はひっそりしてとても静かです。

その代わり田舎の朝はとにかく早いです。農家の方は朝食前に畑で一仕事するので、朝7時頃外に出ると、すでに畑仕事を終えて、庭の草むしりをしているご近所の方にお会いすることもあります。

ときには畑仕事を終えたおばあちゃん達が朝早くからおしゃべりしている声に起こされるなんてこともあります。

早朝のウォーキングはおすすめ

私も田舎暮らしとともに早起きの習慣を身につけたいと思って、敢えて早朝の仕事を選択しました。おかげで早起きの習慣が身に付き、仕事のない日には朝早くからウォーキングができるようにもなりました。

田舎にはウォーキングに適した景色の良いスポットがたくさんあります。もちろん女性であれば、あまりひと気のないところを一人で歩くのはおすすめしません。

田舎では四季折々の植物を愛でながら、そして季節の変化を感じながらのウォーキングが楽しめます。

また、春の時期にはウォーキングの帰りにカンゾウなどの山菜を採る楽しみもあります。私のウォーキングコースにはカンゾウの他にムコナカセというツル性の草もよく見かけました。

なんでも婿が泣くほど美味しいということからこの名が付いたと聞いたことがあります。香りがあってしかもクセがなく食べやすいです。家に戻ってから、さっそくおひたしにして朝食にいただきます。ウォーキングで心身ともに爽やかになり、しかも新鮮な山菜も楽しめるので、一石二鳥ならず一石三鳥とも言えます。そしてひと歩きしてからの朝食はなんともおいしく食も進みます。

昔から「早起きは三文の得」と言いますが、私自身も田舎暮らしで早起きの習慣が身に付いて初めてこの言葉の意味が理解できるようになりました。午前中は時間の密度が違うんですよね。そして活動の能率が上がることにも気付きました。

朝が早いとご近所の方と顔を合せる機会もあり、お互い気持ち良くあいさつを交わすことができます。やはり田舎では早起きというのは勤勉さの証拠と見られるので印象も良いようです。

もし田舎暮らしを始めるのであれば、早起きの習慣を身に付けることをおすすめします (*^_^*)