私が住んでいた地域は標高1000メートルを超す山の麓(ふもと)なので街なかに出るには峠越えが必要です。しかし大きな問題として、峠越えをするにはカーブが多いんですよね。(運転するのに負担がかかります)

最初のうちはとにかくカーブを走るのに必死でしたが、しばらくしてからタイヤの減り方に偏りがあることに気が付きました。

カーブを下る際、普通に走っているとどうしてもブレーキを踏むことが多くそれがタイヤの消耗につながっていたのです。

車に詳しい友人が私と同じ車種の車に乗っていたこともあり、よく私の車を見てはチェックしてくれていたのですが、そのチェックでタイヤの異常な減り方を発見し、山道の走り方のポイントを教えてくれました。

アウト・イン・アウトでタイヤの負担を減らす

車に詳しい方はよくご存知かもしれませんが、カーブの多い山道を走るときにはアウト・イン・アウトという走り方が良いそうです。

アウト・イン・アウトはその名の通りカーブの外側からカーブの内側に入りそしてカーブの外側に向かうという走り方です。こうするとカーブを走る距離が最短になるので直線に近い走り方になり、遠心力も小さくなります。

下り坂でもフットブレーキを最小限にしてエンジンブレーキだけでカーブを回ることができるのでタイヤへの負担も減るのです。

もちろんカーブの手前でスピードを落としてから入るに越したことはありません。この走り方をしてからは山道カーブも容易になり、途中で自分の運転に酔って気分が悪くなることも減りました。

田舎の峠は車にも優しいアウト・イン・アウトで走りましょうね(*^_^*)