田舎暮らしで何かと必要になるのが車です。というのも都市部とは違って交通機関が発達していないことと、走行距離が長いので毎日の足として車はどうしても欠かせません。
田舎暮らしにおいて、地元の人たちは誰がどの車に乗っているのかもよく通じています。こちらがぼーっと運転していると近所の方と車ですれ違っているのに気付かずに失礼してしまうこともあります。
なぜなら私の住んでいた田舎では、近所の人とは車同士がすれ違う際に軽くおじぎをするのが習慣だったからです。(恐らく無視しているとは取られませんが、あいさつできたほうがプラスに働くのは間違いありません。)
私の友人はそういう粗相がないように、ご近所の方の車のナンバーをすべて記憶するようにしていました。そして車ですれ違う際には相手より先に頭を下げるように気を付けていました。
まぁ、向こうが気付かない分には構わないのですが・・
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近所の人のナンバーを覚える簡単な方法
彼女の気の利いた努力(?)に感銘を受けた私は、わたしもがんばってご近所の方の車のナンバーを覚えてみようと動かされました。でも、数字が苦手な私にとって人の車のナンバーを覚えるのはそれほど簡単なことではありません。
するとその友人から無理に覚えようとするよりも遊び感覚で覚えたほうがいいとアドバイスを受けました。一番簡単な方法は語呂合わせで覚えることです。
例えば、59ー63ならゴクロウサン、39-16はサンキュー・イチローのようにです。これを始めたら確かに覚えるのが苦ではなくなり、なんだかゲームのようで楽しくなってきました。
ただ、数字の組み合せが悪いと無理やり語呂を作るのでちょっとヘンテコな呼び方になってしまうこともあります。もちろんその語呂合わせは自分や身内だけしか知らないので、先方は知る由もありません。
この方法でご近所の人のナンバーを覚えれば車ですれ違ってもこちらから頭を下げて、失礼のないようにするのはいい心がけだと思い、私も採用させてもらっていました。
自己満足と言われればそれまでですが、ご近所の方の車を見分けてこちらから先に頭を下げて挨拶できると、ちょっとした達成感のような満足感を味わうことができます。
なにより、いい頭の体操になりますし、記憶力を伸ばすのにも役立つので是非試しにやってみてください!