田舎暮らしをする前は車の運転はしていたものの、ボンネットを開けて自分で点検することはなく、ガソリンスタンドで給油したついでに点検してもらうような状態でした。

教習所でタイヤ交換の仕方を教えてもらいましたが、教官がしているのを見ただけだったのでタイヤが突然パンクしても決して自分では対応できないと思っていました。

ところが私が移り住んだ田舎は雪の降る標高の高い地域だったので、シーズンが来ると必ずスタッドレスタイヤに履き替える必要があります。

ガソリンスタンドでお願いすれば有料で交換してくれますが、一本当たり500円、4本だと2000円もかかるので、ちょっと手間が掛かるとしても自分で交換すれば節約になるので自分で換えていました。

女性でもできるタイヤ交換の仕方

交換するにはジャッキアップする必要がありますが、最近は油圧式のジャッキアップがあるので楽に上げることができます。車には必ずジャッキを当てる部分があるので事前に確認しておきます。

まずは平らな所である程度タイヤのネジを緩めておきましょう。この際クロスレンチを使うと比較的簡単にネジを緩めることができます。

ジャッキアップしてタイヤを交換したら軽くネジを閉め、四本のタイヤ全部交換してからしっかりネジを締め直しましょう。

この際ネジは対角線上に除々に締めていくのがコツです。その際もクロスレンチがあれば均等に力が入り大変便利です。交換してから数日走った後に念のためネジに緩みがないか確認しましょう。

私もタイヤ交換して数日後、友人を乗せて走っていたら、何かいつもと車の調子が違うのに気付きました。「パンクしたのでは?」と思い慌てて降りて確認すると、タイヤのネジが緩んでいることに気付いて冷や汗モノでした。

しっかり締めたつもりでも女性は力がないのでネジが緩んでくることがあるようです。それでも力がないからといってネジを締める際、タイヤレンチの上に乗って体重を掛けて締めるのは禁物です。

重みでネジが折れてしまったら大変なのでそれだけは気を付けましょうね。

※タイヤ交換はどうぞ自己責任でお願いします。