【イメージ図】
田舎で生活していると道の各所に無人販売所があります。季節の野菜が置いてあって、お金は料金箱に入れるようになっています。価格はお釣りが必要ない一個100円というものが多いです。
私が住んでいた地域ではキャベツが一個100円、とうもろこし1本100円、大根一本100円、トマト一袋100円とそんな感じでした。置いてあるのはちょっとだけ見た目が悪かったりして出荷はできないものの、味や品質には問題がないので大変お得です。
採れたて野菜は味がある
実家に帰省する時に、気の置けない友人たちへの手土産に地元の採れたて野菜は大変喜ばれます。もちろんキャベツやとうもろこし、大根なんてスーパーでも売っているので大して変わらないように思えますが、採れたての野菜は味がまったく違うのです。
生のキャベツって苦味があって苦手という方もいらっしゃると思いますが、採れたてはとにかく甘いんです。味があるので火を加えるのではなく生の千切りでたくさん食べたくなります。
とりわけ高原キャベツは甘みがあります。というのも日中と朝晩の温度差が大きいため、生じる朝露がキャベツを甘くすると聞いたことがあります。
とうもろこしに関しても採りたては甘みが強く美味しいです。食べる時すぐに皮をむいて茹でるのではなく、できれば蒸していただくとその独特の甘みを味わえると思います。
また、茹でる場合でも外の皮をすべてむいてしまうのではなく、内側の皮を数枚残した状態で茹でると甘さが逃げずに美味しくいただけます。
また、日が経つほどに甘さがなくなるので一度に食べられない場合でも、でもとにかく一気に蒸すか茹でるかしておきます。そしてすぐに食べない分は包丁を使って実をこそぎ取って保存パックに入れて冷凍庫で保存します。こうしておくとコーンスープや炒め物など、使いたい時に使いたい分だけ取り出せるのでとても便利です。
トマトはいろいろと使い道があってたいへん重宝します。生でもいいですし、トマトソースにすれば冷凍保存も効きます。
田舎暮らしをしたら、新鮮でお得な地元の野菜をぜひ楽しんでいただきたいものです。農家の方の話による最近は心無い旅行客が車で乗り付けて無人販売の野菜を料金を入れずに持っていってしまうことがあるとおっしゃっていました。
せっかくの農家の方の努力と好意を無駄にしないように料金はきちんと決められた箱に入れましょうね(^ ^)