私の住んでいた地域では年々トマトの栽培を始める農家が増え、夏の時期には無人販売所に袋一杯のトマトが100円で販売されていました。
トマトにもいろいろな種類があるのですが、品種改良によって甘くてフルーツのようなトマトが特に人気でした。村でも人気の高い品種を扱っている農家が数多く見られました。
また、トマトソースなどに使う細長いイタリアン・トマトを栽培している農家もあり、都市部のホテルと契約して栽培しているようでした。
農家を営んでいる友人の家でもトマトの栽培を始めるようになりました。
剪定の時期には一日中ビニールハウスの中で作業をするのでかなり熱くてきつい仕事です。彼女もわずかの期間にダイエットしたかと思うほどスマートになっていました。
その剪定の際に青いトマトがたくさん出ます。捨ててしまうのも無駄になると言うことで沢山いただいたことがあります。
青いトマトを色々試してみた
まずはフライド・グリーン・トマトに挑戦です。昔の映画のタイトルにそんなのがあったのでフライにすると美味しいのだろうと思い、自分なりに考えてフライにしてみました。
青いトマトを一センチ程の幅にスライスして、塩・胡椒をして、すりおろしたニンニクを軽くまぶし、小麦粉、卵、パン粉の順に漬け、油で揚げます。初めて作ったのですが、結構美味しかったです。
他にも、友人が編み出した食べ方に青いトマトのぬか漬けがあります。種の部分がちょっと酸っぱくなってしまうのでお好みによって種は取り除いてもいいかもしれません。これまた美味しくいただけます。
都会だと、青いトマトはなかなか手に入らないので、田舎ならではのちょっと変わったトマトの楽しい食べ方と言えるかも知れませんね (*^_^*)