田舎暮らしをする前に既に長年田舎で生活していた友人を訪ねて行った時のことです。ジープタイプの四輪駆動車の荷台にシャベルが付いてあるのに気が付きました。

何のために使うのかと尋ねると、田舎暮らしをしていると何かと必要であることを話してくれました。

その後、実際に自分が田舎暮らしを経験してみて工具とシャベルは必ず車に携帯しておく必要を実感しました。なぜなら都会では考え付かないようなアクシデントが起こるからです。

運転中にシャベルを使う必要がある理由

例えば舗装されていない道を走っていてぬかるみにはまってしまった場合、そこから抜けだそうとして無理にアクセルを踏み込めば深みにはまるばかりです。(タイヤの回転が土や砂利を掘ってしまうため)

そんな時に車に携帯していると便利なのが例のシャベルです。近くにある砂利をシャベルでタイヤの下に敷いてやります。ある程度砂利を敷いてからそーっとアクセルを踏み込めばぬかるみから脱出することができます。

冬の時期に雪の降る地域であればやはりシャベルは必携です。

国道は大抵の場合、除雪車が走っているので問題ないのですが、私道や狭い通りで除雪車が入れないような道であれば、シャベルで除雪しながら車を走らせなければならない場合もあります。

また、タイヤが雪にはまってしまった場合にもそこから抜け出すためにはタイヤの周りの雪をシャベルでかく必要があるでしょう。

こんなわけで田舎の道は都会では存在しないようなハプニングが時おり生じます。突然のアクシデントでもシャベルを携帯していればどうにか自分で対処できるものです。

田舎ではタイヤ交換も自分する必要がある

同様に工具も携帯しておきたいものです。というのは山道を走っていて、急にタイヤがパンクしてしまった場合に、近くにガソリンスタンドもないとしたら、その場でタイヤを交換する必要があるのです。

田舎の辺ぴな場所でロードサービスの助けを待つよりも自分で修理したほうが早く済ませられます。山間部の国道では携帯が繋がらない場所もありますし・・

タイヤ交換も慣れると意外と大変ではありません。雪の降る地域であれば秋-冬、冬-春の時期にタイヤ交換が必要になります。タイヤ交換の値段も割りとするので、自分で済ませられると節約にもなります。

東京で暮らしているとどちらもあまり必要ないかもしれませんが、田舎では突然のアクシデントは自分で解決しなければならないので車には工具とシャベルを必ず携帯しておきましょう。